ひつじの日記(もふもふ)

生きるのが上手ではない羊の日記。

可能性はあるのか

大学時代、社会に出る事は大人になる事だと思っていた。転職が当たり前の時代とはいえ、入った会社である程度は働き将来を定めていくものだと思っていた。会社に入って、精神的に色々と壊れかけていた時に色んな人に相談したら、あなたはまだまだ可能性があるんだから、とか若いんだからか言われた。(ちなみに若いからというのが諸々の理由になるのはすごく嫌だなぁと常々思っている。)

何歳になっても挑戦するのは遅くない、と誰かが言っていた気がする。だけど自由なことをやれるのは大学生までだと誰かが言っていた気がする。気のせいかもしれないけれど歳を重ねれば重ねるほどチャンスが減っていく気もする。

そもそも可能性なんてものは、元からないのかもしれない。なんて事も思う。23歳。私は若いのだと思う。他人からすれば青いとも言われるのだと思う。考え方も未熟だ。でも、周りの会社の人は大人になりなさいとか、受け入れなさいとか、諦めなさいとかも言う。ちゃんと、そんなんじゃどこの会社に行っても同じだよ、と定型文も言われた。

この年齢になってまだ可能性はあるのか。1番微妙だよなぁなんて思う。いや、毎年思う気もするけど。

私は私の可能性を信じたいけれど、それには確信がなさすぎる。周りの人の言葉にもすぐに影響を受けてしまうので、すぐにすくんでしまう。最近の風潮だよ、と言われても私が私として生きていける場所を探したい。可能性はあると思いたい。しばらくは暗闇の中だな、きっと。