ひつじの日記(もふもふ)

生きるのが上手ではない羊の日記。

私の気持ちとは

例えば、小説とかで「私の母親は私に愛情がなかった、だけど私にそれを悟られないようにしていた」と言っていたとする。そうすると私は私の母親もそうなのではないかと疑ってしまう。確かに愛情はもらっていたと思うが、それは悟られないための愛情だったのかもしれない、と思ってしまう。他にも漫画で「あなたと付き合った当初から長続きしないと思っていた」というセリフがあったとする。そうすると、元恋人もそう思っていたのではないかと思って、過去の言動などを遡ってしまう。

小説の言葉、漫画のセリフ、映画の言葉、誰かの言葉、それぞれが私に深く刺さって他人への疑いを作っていく。そして、時に自分自身も疑ってしまう。私自身も、私の他人への気持ちも、全てそう言った言葉で左右されてしまう。実はそうだったのではないかと思ってしまう。相変わらず芯がないやつと言ってしまえばそれだけだ。だけど、なんというか、本当に何もかもを"本当にあるもの"として受け止めてしまう。自分自身と重ねてしまう癖がある。生きづらいなぁとかそんな言葉で過ごせれたらいいけど。なかなか難しい訳で。うーん。そして、ここに書いた言葉によってまた私は左右される。自分自身の言葉でも左右されてしまうのだ。