ひつじの日記(もふもふ)

生きるのが上手ではない羊の日記。

私たちをどうぶつの群れに例えるとして

人間を動物の群れに例えるとする。あのグループは羊の群れA、あそこのグループは羊の群れB、あそこのグループはライオンの群れA、あそこはダチョウの群れA、その横がダチョウの群れB、みたいな感じ。

で、それぞれ同じ動物たちは比較的言葉が通ずる。近い共通言語を持っている。

と、ここまでが今日の話の前提。

 

私はどこの群れにも属していないのではないかと思う。仮に羊だとしよう。私は群れには属してない羊。他の群れと話はできるから、仲はいい羊はいるし、何かあれば一緒に行動したり、助けられたり、たまに助けたりもする。だけど根本は別の群れなのである。あくまで同じ動物で同じ言語を持っているだけ。仲間ではあるが、どこでもいつでも側にいてくれる訳ではない。そうやって生きていく事ができるのは群れのみなのだ。私は今、村から外れている。ひとりぼっちで高原を歩く。遠くには羊の群れA、羊の群れB、ライオンの群れA、ダチョウの群れAと B。うーん。広い高原だ。生きていけないね。