ひつじの日記(もふもふ)

生きるのが上手ではない羊の日記。

泣く

スタジオの帰り、駅で話し込んでいたら終電がなくなっていて今いる駅と降りるべき駅の間くらいが終点になっている電車しかなかった。人生で終電を逃すという経験をした事がなく、とにかく混乱した。他の電車なら間に合うかとか色々迷った。ひとり暮らしの部屋がまだ契約解除してないし、鍵もあったから向かえば良かったと思ったのは、電車に乗った後だった。

スタジオで私の"出来なさ"と"決められなさ"が問題となりボコボコになった。言葉は本当に重たい。しんどい。私はつくづく生きづらい人間だ。

 

その真ん中の駅に着くまでに数少ない友人に連絡を入れるも返信はなし。親に頼るのも考えたけど、何か言われそうで怖かった。スマホで調べたら家までは1時間歩けば着くって言ってたので歩いた。途中で泣きそうになりながら三分の一くらい歩いた時に親から心配の連絡があって、電話に出た瞬間、泣き喚いてしまった。私は何もできない、結局経験が少なすぎるのだ。23歳にもなって終電がなくなっただけで狼狽えてしまう。スタジオでボコボコ(私の足りない部分の多さを痛感した)にされたのものも相まって、家に帰ってご飯を食べ終わるまできっちり1時間泣いていた。かなり号泣。私は何も出来ない、明らかに経験が足りない、生きづらい人間、嫌になる。

 

お風呂に入って、薬を飲んだら少し落ち着いた。とりあえず私はまだダメだ。躁鬱は治ってない。ちゃんと自覚しなきゃだ。

 

あの時、他の電車に乗る方法もあった気がしたし、タクシーを呼ぶってこともできたはずなのに、歩いたのは、なんか1人になりたかったのかもしれない。周りの人のしがらみ。ちゃんと戦わなきゃいけない場面。辞めた会社。いろんな、本当に山のような色んな事がわちゃわちゃと積み重なってたまに数時間歩きたくなる。ひとりで黙々と。で泣いたりしながら歩きたい。それで疲れて死んだように寝たい。