ひつじの日記(もふもふ)

生きるのが上手ではない羊の日記。

愛情を迷いなく受けとる才能

わたしは愛されることに躊躇いがないのかもしれない。他人の愛情をてらいなく受け取っている気がする。好意ではなく愛情。性別とか恋愛とかではなくて、人と人との間にある感情のもの。それはきっと母親に愛情を注いでもらったから、そしてそれが普通だと思って生きてきたから。だから他人からの愛情に迷いなく受け取れる性質があるのだと思う。だから愛情をくれる人には懐いてしまうし、しっかりと答えたいと思う。

逆に、嫌悪感とか嫌いとかそういう負の感情は上手く受け取れない。幼い頃、わたしのことを嫌う人とは関わらないようにしていたし、そういう人と我慢していることを避けていたのかもしれない。だからきっと他の人よりも負の感情は苦手だ。

それに好意も苦手だ。いわゆる恋愛的な感情を向けられる事も。なんだか怖くなってしまう。底なしで、でも一時的な気がして恐怖を感じる。いつかは無くなってしまう感情な気がするから。もっと深くて潔い気持ちなら良いのに。

でも、わたしには愛情を迷いなく受けとる才能があるから私のことを(恋愛の意味ではなく)愛してくれる人は私も愛しているし人生をこれからも先どうかそれなりの距離にいれたらと思う。それなりの距離で、でも一緒に歩いていれたら嬉しい。たまに手を繋いだりスキップしたりしながら。