ひつじの日記(もふもふ)

生きるのが上手ではない羊の日記。

散文

あなたのことを根本的に理解することは出来ない。あなたじゃなくてもそれは同じで誰でもその人の事を根本から理解する事は出来ない。悲しくはあるがそれが自然の理なのだ。大好きだった人、大好きな人、それは恋愛として、人間として。もう好きじゃなくなった人、ちょっと苦手になった人、忘れてしまった人。ずっと好きでいたい人。仲良くいたい人。色々ある。でも、どの人もその人の事はわからない。悲しい。結局は孤独なのだ。ひとりで生きていくのだ。でもひとりで生きた時期があるから、雑に切った野菜でも水炊きしたら美味しい鍋になることを知っている。ひとりで生きてるから誰かと夜の散歩は楽しい。ひとりにならなかったら知らなかった事だ。恋愛なんてクソ喰らえ。もっと深いところで知り合いたい人がたくさんいるよ。私はひとりだ。ひとりで旅に出るのだ。