ひつじの日記(もふもふ)

生きるのが上手ではない羊の日記。

惚れ惚れする

文章に惚れ惚れする感覚を初めて味わっている。くどうれいんさんの「うたうおばけ」というエッセイ。少し前に買って少しだけ読んで、すごく雰囲気が好きで友人にオススメの本を聞かれたのでこの本を教えた。教えた事で、自分もこの本をまだ最後まで読んでないことを思い出して再び読み始めた。

そしたら、この本の中に出てくる言葉たちに惚れてしまった。目があったらほっぺたが赤くなるほど惚れ惚れしている。ずっと読んでいたい。暖かくてキラキラしていて少しだけ切なくて美しい文章だった。まだまだ読んでいたいけど、もっと読みたくて自分にしては早い速度で読んでしまった。終わるのは嫌だったけど、それ以上にもう少しこの言葉たちを読んでいたくて読み進めた。

くどうれいんさんの世界をくどうれいんさんの目でみてみたいと思った。文字がキラキラしていてすごく楽しかった。文章を読む楽しさを久しぶりに味わった。文章を読むというより、言葉ひとつひとつを読んでいる様な気がしたする。とにかくキラキラ輝いていたのだ。光で反射する水の先にある川底のキラキラの石を見つけたみたいに。

分かりやすい救い

ちょっとずつ疲れが溜まりダメになりそうな気配がぷんぷんしていたので今日の予定をキャンセルした。そういうことも出来るようになりました23歳男性です。

気分転換に散歩に出かけたら、猛烈に雪が降ってきて惨めな気持ちで帰宅。もう無理な気がしたので、この数日寝る前に読んでいた「うたうおばけ/くどうれいん」を読んだ。最近の楽しみである。読むと元気が出る。文字や言葉がキラキラしていて、美しくて大切なちょっとだけ儚い思い出たちを摂取してときめく。少しだけ元気になった。分かりやすい救いである。ありがとう。「きぼうを見よう」という話が好きです。私もきぼうが見たいね。

短歌、大喜利、音楽

私は短歌と大喜利と音楽が好きです。この3つに共通することは、"絶対的に良い"が存在しないことだと思っています。あくまで主観でしか判断ができない。良いものも悪いものも、人や環境、年代、見方、聞き方によって変わってしまうもの。だからこそ、面白くて愛おしいのです。

アップデート

私はよく自己分析をしてしまうのだけど(息をするように自己分析をしてる)、自分を分かった気になってしまう。私はこういう人間です、と自分で思っている節がある。その自己分析表をずっと持っているのだが、これを、定期的にアップデートしないと周りと自分の間に差が生まれてしまうなと思う。常に自己分析をして、自分とはとたくさん考え常に最新の私を私が認識していなくては思う。本当は私2.1なのに、私自身が私1.1のまま止まっていたらかわいそうだ。アップデートちゃんとしましょうね。

後日談のようなもの

もうこの2年ほど私の中で大きな割合を占めていたものが先日終わった。終わる前に、終わることを想像して終わったら抜け殻になってしまうんじゃないかと思っていたけど案外そんなことはなくて、意外と自由を楽しめている。良くも悪くも身軽さを感じている。そして、その身軽さを楽しめている。

ちょうどバイトを始めたこともありそっちに重心を置きつつ、好きなことをやったりたまに曲を作ったりしている(今になって自信のある曲が2曲もできたりしている)。ファッションなんかも頑張ろうかなと思って服を買ったりしている。楽しい。

今日なんかはずっと大好きな演劇を観に行った。やっぱり惚れ惚れするほど面白くて素敵だった。素敵なものを見終わった後に、その事しか考えられなくなるあの感じが最高だった。こういう日のために生きているのだと肌で感じた。

 

兎にも角にも、なんだかんだで自由を楽しんでいる。今まで多くの割合を占めていたその大きなものがないというのは、意外となかったらなかったで生きていけるのだと思っている。(どうせまたそのうちやるけど。)

今は今の生活を楽しめているのだ。そんなのいつぶりだろうと思ってこの前ピースの影を写真で撮ったりした。うふふ。私って自由だ、なんて思ったりして。久々の自由なのだ。ときめきに溺れそうさ。これは青春の向こう側の後日談のようなもの。

きっとまたすぐに青春を始めるけどね。今はその隙間を、自由を、楽しむとする。ピース。

 

 

思ったよりまだだめ

なんか私、向き合おうとしたりすると心臓がバクバクする。あの時と同じように急に重荷が生まれてほんの少し息苦しくなる気がする。こわい。何かが起こって、上手く調整しなきゃいけない時とか、急に頭が回らなくなる。こわくなる。あしたがこわい。返信がこわい。あなたの、きみの、言葉がこわい。怯えてしまう。

元気になってきたと思ってたのに、すぐになきそうになってしまう。もうだめなのかもしれない。私はだめなのかもしれない。ああ、泣いてしまう。ごめんねみんな。